議会報告>平成21年定例会>12月定例会質問市の返答

◎健康福祉部長(助川志津雄君) 私からは、成人健康診査についてお答えをさせていただきます。  初めに、健康診査の目的でございますが、健康課で行うがん検診、婦人検診、かかりつけ医健診につきましては、病気の早期発見・早期治療、婦人検診のうち骨密度検診については、疾病の予防につなげるために実施しておるところでございます。  また、国民健康保険が実施する特定健診につきましては、健診結果から自分の健康状態を確認し、保健指導などにより生活習慣を改めることによって生活習慣病の予防につなげるために実施させていただいておるところでございます。  

次に市の負担額ですが、メタボ健診、シルバー健診、胃がん検診、子宮頸部がん検診、乳がん検診、骨密度検診につきましては1,000円を、またおたっしゃ健診、肝炎ウイルス検診、前立腺がん検診、大腸がん検診、歯周疾患検診については500円を一部負担金として負担していただいておるところでございます。なお、結核健診につきましては無料で行っております。基本的には、健診費用の3分の1を目安に御負担いただき、残りの3分の2ほどを市が負担しておるところでございます。  

次に、対象者と受診率について御質問いただきました。  対象者本人に対しまして案内を郵送し、申し込みを受け付けています。体調や急用等さまざまな事情によりまして、現在は申し込みされた方のうち、およそ75%の方が受診をしておられます。申込調査方法が変更となったことなどにより、対象者数の比較が困難ですが、受診者数で見ますと、全体的にはお配りしました資料にもございますように、増加傾向にあるところでございます。  

最後になりますが、健診率の向上については、休日健診の実施や受診期間の延長などを行っておるところでございます。その他、健康講座や健康情報の提供により、自分の健康は自分で守るという意識の醸成を図っており、市民にもお願いをしているところでございます。  なお、75歳以上の方のがん検診については、ことしからでございますが、医療機関と保健センターを選択して受診ができるようになりましたが、9月までのデータでございますが、75歳以上の受診者のうち、医療機関での受診割合は26.2%となっておるところでございます。  以上、答弁とさせていただきましたが、まことに申しわけございませんが、お配りした資料の訂正をお願いしたいと思います。表の一番下の最下行の補足の最下段でございますが、「おやっしゃ健診」となっているところを「おたっしゃ健診」に訂正をお願いしたいと思います。  

◎総務部長(酒向栄司君) 私からは、納税についてお答えをさせていただきます。  まず第1点目の徴税費についてでございますが、平成20年度の市税の課税・収納に必要な経費、いわゆる徴税費は3億5,316万6,990円の決算額でありまして、市税収納額100円当たりに換算いたしますと、収納総額88億7,300万7,866円であり、3円98銭の経費を要したことになります。  

2点目の、徴収率の推移でございます。  過去5年間の状況でございますが、平成16年度が89.8%、17年度が90.1%、18年度が90.3%、19年度が90.6%、20年度は89.8%と、90%前後で推移をいたしております。  

3点目の、延滞金の徴収についてでございますが、本市では延滞金を徴収していないとのことでございますが、本市でも悪質な滞納者として差し押さえを実施した場合には徴収をいたしております。  滞納される理由にはいろいろあるわけで、本来はすべての方から徴収するのが原則ではありますが、滞納交渉等でいかに理解していただき、本税部分を納税していただくかが問題でありますことから、交渉・相談等に応じて納税いただいている方からは徴収できないのが現状でありますので、御理解いただきたいと思います。  なお、参考までに、本年度11月末での延滞金徴収額は89万3,514円であります。  

4点目の、未済額の縮減に対する取り組みについてでございますが、未納額の削減には納税意識の啓発と、最終的には強制執行による徴収、いわゆる差し押さえしかありません。今年度は、これまでに預金とか給料等の差し押さえを218件行うなど積極的に実施をいたしておりますが、今後においては自動車とか不動産なども対象として取り組んでいきたいと考えております。  また、啓発の点では、市報やホームページにおいて納期限や口座振替の利用の周知をしておりますが、特に12月は滞納処分強化及び納付推進月間と定め、市報の12月1日号やホームページにも掲載し、啓発しているところでございます。  なお、取り組みに対する成果はということですが、成果指標としては、徴収額、あるいは収納率になりますが、11月末で昨年度と比較いたしますと、税全体で今年度の徴収額が約55億7,500万円で6,000万円、徴収率で0.15%ほど前年度を上回っておりますが、今後も額・率とも前年度を上回るよう努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

◆4番(金井文敏君) 御答弁ありがとうございました。  再質問をさせていただきます。  健診率の向上についてなんですが、先ほど75%と聞いたので、結構いいのかなと思ってしまったんですが、現在75歳以上になっている年齢をもう少し下げれば、受診率もまた上がるんじゃないかと思います。  それと、先ほどもお話ししましたが、福祉会館で健診をしたら、バスを乗り継いで市役所まで来る必要がないので、福祉会館でということは考えられるのかというのをお伺いします。  それから未済額縮減に対する取り組みについて、岐阜県ではことしから自動車税の徴収にクレジットカードの支払いを導入しました。私も使ってみましたが、手数料はしっかり引かれておりました。クレジット支払いに対するカード会社からのポイントがありますので、結果的には損はしておりませんが、美濃加茂市でも手数料を納税義務者に負担してもらうということを考えれば、クレジットカードということも考えられるのではないかと思いますが、そこら辺、検討を願えないのか、質問します。  

◎健康福祉部長(助川志津雄君) 私の説明をちょっと勘違いされておるかもわかりませんが、75%と申し上げましたのは、誕生月健診で申し込まれた方のうち受診される方が75%ということでございますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから福祉会館の件をいただきましたが、問題は駐車場の問題等もございまして、福祉会館の日によっては、あちらの行事で駐車場がないとか、集団健診をやろうと思いますとバスの3台とか4台の必要がありますので、その辺も踏まえまして検討させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  (「議長」と呼ぶ者あり) ◎総務部長(酒向栄司君) 納税に当たりまして、クレジット収納の採用をというお話でございますが、県下で、今議員おっしゃったように、県と、それから瑞穂市で採用をしておみえになるようでございます。我々もいろいろ検討しておるんですが、先ほどもおっしゃったように、手数料が1%必要ということになるわけでございますが、それを納税者に負担してもらえばという話もありますが、クレジット収納の場合、オンライン方式でインターネットでの入金ということが考えられるわけですが、そういった場合にどれだけの利用があるのかというのが問題になると思います。それなりの投資も必要になってきますので、市としてはクレジットカードを利用されれば、口座振替と違いまして預金に残高がなくても入ることはメリットとしてあるわけでございますが、果たして納税者の方が、いわゆる給料とかボーナスを見込んで、そういうものをクレジットカードを利用してお支払いいただけるのかどうかということも考えますと、もう少しよく検討する必要があるのかなというふうに考えております。  

◆4番(金井文敏君) ありがとうございました。  再々質問で、福祉会館での健康診断のバスの駐車場の問題とかはわかりましたが、乗りかえは本当にできているのか。あい愛バスで来る場合、福祉会館で乗りかえて市役所へ来るんですけれども、そうしないと200円が400円かかってしまうということなんですが、答えられないかもわからないですけれども、そこら辺のことを考えてみえるかどうかだけ質問します。  (「議長」と呼ぶ者あり)

◎健康福祉部長(助川志津雄君) ただいまの御質問でございますが、私どもではそこまでまだ調査もしておりませんし、一遍こちらで受けられる方のアンケートもとってみたいとは思っておりますが、あまり少ないんじゃないかと思っておるところでございます。