議会報告>平成23年定例会>6月定例会質問市の返答

◎総務部長(伊藤秀樹君) 私からは、家具転倒防止用具設置の推進及び減免はがき方式の導入についてお答えいたします。  最初に、家具転倒防止用具設置の推進につきましては、本市におきましても地震被害の防止のために、65歳以上のひとり暮らし高齢者、75歳以上のみの高齢者世帯や障がい者世帯を対象に、3さお以内の家具の転倒を防止する用具の助成を行っています。  今のところ、一般の市民に対する助成は考えていませんが、ハザードマップや広報、ホームページなどを活用し、設置の呼びかけを行うことで普及を図っていきたいと考えております。  今後も、出前講座や防災訓練などの機会をとらえ、啓発に努めてまいりますので、御理解をいただきますようよろしくお願いいたします。  
次に、減免はがき方式の導入についてお答えいたします。  現在、申請者の方に申請書類を市役所へお持ちいただいている主な理由としまして、提示を受けました身体障害者手帳等に確認印で表示することにより、その年度の軽自動車税の減免申請者であることが確認できるようにしております。  美濃加茂市では、平成22年度の該当者は97人であり、申請のために毎年窓口へ来ていただくことが負担となっていることも事実であります。今後、議員御提案のとおり、継続申請は郵送でも可能とするなど、簡易な方法で申請ができるよう先進市の事例を研究してまいりますので、よろしくお願いいたします。  
◎産業建設部長(伊藤誠一君) 私からは、復興イベントの開催についてお答えをしたいと思います。  東北地方の方が震災から早期に復興されるよう、美濃加茂市としても積極的に支援していくという気持ちは全く同じであります。  現在、8月20日に行われますおん祭MINOKAMOの花火大会や、10月16日の中山道まつりのイベントなどにおきまして、東北地方への支援のための義援金を来場者に対しお願いすることとしておりまして、イベントのポスターにもその旨を記載していただくこととなっております。  東北地方の復興につきましては、長期間の支援を継続することが重要であると考えております。そのため、今後市内で開催されますイベントにおきましても、復興を支援できることを開催テーマの一つとしていただくよう主催団体等に協力を依頼していきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  
◎健康福祉部長(宮口誠君) 私からは、ひとり暮らし高齢者の方の見守り対策についてお答えをいたします。  民生児童委員の方が把握してみえます平成23年5月1日現在のひとり暮らし高齢者数は571人であります。ひとり暮らし高齢者の方も年々増加をしておりまして、孤独死防止、消費者被害防止など、地域で安心して暮らしていただくために、民生児童委員、福祉委員を中心として見守り活動をお願いしているところであります。  昨年2月から、ひとり暮らし高齢者や高齢者夫婦世帯など、支援が必要な人々を対象に、持病やかかりつけ医、緊急連絡先を記入した救急情報缶配付サービスを実施しております。要援護者台帳登録者を中心に1,340世帯に配付をしているところであります。このサービスは、自宅での緊急時を想定したものでありまして、外出時の緊急時には対応できません。  御提案のように、地域のことは地域で考えるは基本であります。これまでも民生児童委員さんを初め、多くの関係者によって支えられている地域社会でありますので、それぞれの連携という点では課題があると思います。  そのためにも、御提案の自宅や外出先でも対応が可能な命をつなぐカードを初め、地域で支援の必要な人を見守るとともに、早期発見、早期対応するために地域支援ネットワークの構築について検討したいと考えております。  なお、社会保障カードにつきましては検討すべき課題も多く、平成23年度の導入には至っておりませんので、よろしくお願いをいたします。