議会報告>平成25年定例会>9月定例会質問市の返答
◎教育長(日比野安平君) 緊急時の子供安全対策について、私からは子供安心カードの導入について説明をいたします。
議員御指摘のように、保育園及び小・中学校においては、全ての園児・児童・生徒について、健康調査票を使用しております。アナフィラキシー等、緊急の対応が必要な疾患がある児童・生徒については、日本学校保健会、岐阜県学校保健会が作成している学校生活管理指導表を活用しております。緊急の際は、保護者の同意を得た上、健康調査票や学校生活管理指導表を救急隊員に提示することになっております。学校内においては、管理指導表が子供安心カードと同じ効果があると考えております。
学校外で緊急事態が発生した場合、そのようなカードを携行していれば効果があると思われますが、既往症や緊急連絡先等、詳細な個人情報を記載する必要があることから、携行するか否かは保護者が判断すべきであるというふうに考えております。以上です。
(「議長」と呼ぶ者あり)
◎健康福祉部長(酒向洋君) 私からは、健康マイレージの導入についてお答えをいたします。 健康マイレージは、日ごろからの継続した健康づくりを初め、健診率のアップ、医療費の抑制、地域経済の活性化などを目的としたユニークな取り組みとして、全国で幾つかの自治体で導入されておりまして、効果の出ている自治体もあると認識をいたしております。
当市には、現在がん検診や特定健診の受診率を上げる課題がありまして、いろいろな向上策を考えながらも進めているところでありますが、健康マイレージもその手段の一つとして研究をしていきたいと考えております。
また、当市は、ことしの7月に健康都市連合に加盟をいたしました。この加盟をきっかけに、この先、市を挙げてさまざまな健康施策を進めていくことになりますが、市民の皆様が、自分の健康は自分で守るという自覚を持って、積極的に健診や健康増進事業に参加していただけるよう展開をしていきたいと考えております。
(「議長」と呼ぶ者あり)
◎教育長(日比野安平君) 緊急のアナフィラキシーショックに対する指導は、1学期の間、いろんな形で実施してまいりました。私自身もエピペンを刺す指導は受けておりますが、各学校は該当する子供が何人いて、エピペンをどこに保管してあるかというチェックもしております。ためらうことなくエピペンを使ってくれというふうな指導でございますので、それは徹底しているかと思いますが、消防署との連携については、今ちょっと持っておりませんので、もしなければ早速やらせますので、よろしくお願いいたします。以上です。
(「議長」と呼ぶ者あり)
◎健康福祉部長(酒向洋君) さまざま健康推進施策といたしまして、現在健康課では「カラダ革命club」というような事業を行っておりますし、またスポーツ振興課と健康課と共同で「ウオークみのかも」等も行っております。また介護・養護の範囲に入りますけれども、つくばウエルネス事業、こういった事業も行っておりますけれども、まだ年度の途中でありますので、この成果等につきましては、今後注目していきたいと思っております。
(「議長」と呼ぶ者あり)
◎教育長(日比野安平君) 消防署との連携につきましては、2学期から実施することになっておりますので、よろしくお願いいたします。
(「議長」と呼ぶ者あり)
◎健康福祉部長(酒向洋君) 特定健診の受診率につきましては、やはり依然として3割弱という状況が続いております。何とかこれを3割に近づけるように、今努力しております。
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