議会報告>平成25年定例会>12月定例会質問市の返答

◎経営企画部長(中嶋正典君) 私からは、来年度予算編成についてお答えをいたします。  政府は本年10月1日、消費税率を来年4月に現行の5%から8%に引き上げると発表しました。そして、今月5日には消費税率の引き上げによる景気の下振れリスクに対応するために、公共投資を柱にした補正予算や企業向け減税などで、約5.5兆円を超える経済対策を閣議決定いたしました。この経済対策の詳細が決まりましたら、市としましてもその趣旨に沿った事業を積極的に実施する方向で、実施できる事業はできるだけ予算に盛り込んでいく必要があると考えております。  事業の詳細が決まりましたら、今年度の補正予算を組んで対応していくことになると思いますし、また新年度予算にも組み込んでいく部分が出てくるかと思いますが、新年度予算編成においても、もっと教育、もっと活力、もっと安心という経営方針にのっとって、教育のまち、自然との共生が実現しているまち、地域内経済が活性化しているまち、健康寿命が長いまちづくりを進めていくために、現在各部署から予算要求のあった事業について、その事業効果を見きわめつつ予算に盛り込んでいきたいと考えております。  (「議長」と呼ぶ者あり)

◎総務部長(伊藤秀樹君) 私からは、地域防災の推進についてお答えをいたします。  現在、市では市民の皆さんに、自助、共助を中心とした防災意識を持っていただくことにより、地域の防災力を向上させたいと考えております。そのため、訓練内容を計画段階から地区ごとに検討していただき、それぞれの地域の実情に合った防災訓練をお願いしております。ことしで3年目になりますが、参加人数は年々増加しており、市民の防災意識の向上につながっているものと思っております。  今後も、自助としての家具転倒防止対策の促進など、家庭でできる防災対策の啓発と共助のもととなる自主防災組織の育成に努め、安全・安心なまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  (「議長」と呼ぶ者あり)

◎総務部長(伊藤秀樹君) 災害情報の周知につきましては、他市の状況を見ましても、基本的には美濃加茂市がやっている施策とほとんど変わりがないということで、いろいろ調べているんですけど、現段階では今やっていることがある程度できる限りではないかなというふうに思っております。  そうした中で、先ほど申し上げましたように、やっぱり自分の身は自分で守るという観点に立ちますと、そうした情報を逆にとりに来てもらうことも必要ではないか。受け身ではなくて、そういう状況になってきたら、当然市の対策本部はできておりますし、それからいろんなテレビとか、そういうところでもテロップ等流れておりますので、そうした情報をとりにくるというところまで市民の方も防災意識を醸成してもらう、向上してもらうことも必要で、全てが行政から情報を流すんではなくて、そこらあたりも市民の方にもお願いをしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。